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The Complete of Optical Tree

by Optical Tree

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1.
裂いて掃いて捨てるほどくだらない夢に泣いて縋ったって 淡い熱を置き去りにして日々をこぼすだけ。 飽いた日々をそうして抱いて過ごすのは もうつまらないって叫んでぶち壊せよ。 右手に持ったマシンガンで。 排他的に吐いて撒き散らした貴様の汚物で、 愛と欲に満ちた美しき世界を塗り潰せ。 ゲロまみれのユートピア。 クソまみれのユートピア。 カレーまみれのユートピア。 意外と美味しいユートピア。 ……震える。震えてる。まだここはユートピアじゃない。 何もかもを失った気持ちになる。 朝を、はやく。 手に。そう目に、刺すように、刺激的な風景を。 傷つけあうたびに、ほら、流した血で満たすように。 相対的な幸福を妬む穢れた根性で、 予定より少し遅れて七日で作ったユートピア。 (その楽園は楽しいか? 君はやがて満たされそうか? パンクのつもりで叫んでも得るものなどない。) 排他的に吐いて撒き散らした貴様の汚物で、 愛と欲に満ちた美しき世界を塗り潰せ。 ゲロまみれのユートピア。 クソまみれのユートピア。 カレーまみれのユートピア。 おぞましい香りのユートピア。 (もう得るものはないね。 だけど君は吐き続けなくちゃいけないと思いこんでる。 バカらしいね。笑えるね。 その排他の先にあるのは何だろうね。 キョンキョンならいるかもね。 そいつは君を抱きしめた……!) 夢に裂いた深哀を。 夢に欠いた現実を。 排他的に吐いて撒き散らした貴様の汚物で、 愛と欲に満ちた美しき世界を塗り潰せ。 そう言ったあの日をあの日としてこの泥濘の中、生き残れば、 いつか僕もまた愛と欲に満ちた世界に笑えるのかな。 なぁ、もう何にも分かんなくなっちゃった。 ほら、何も見えないんだ、鳥目みたいに。 僕を愛して、ねえ。 もう何だっていいからさ、僕を愛してね。
2.
天井のシミ、引き出しのピアス、ダブルベッド。 全部が私を寂しくさせる。 どんだけクレゾール撒いてもあいつの匂いが消えなくて 死ぬほど私は寂しくなる。 (どうにもならない、どうせ。) 代わりはいないって知ってる。でも代わりがいないとここにいれないの。 だから私を拒まないで、おねがいだから。 お前がいないと駄目なんだ、もう……! 「きみだって別にぼくを求めてるわけじゃない。」 違う、分かってない、違う。 ……嘘だな、それは。 ごめん、って言えなくてごめん。 本当はちゃんと 謝りたいんだって。 信じてよ。  でも謝ったって、どうせ繰り返すに決まってんだ。 だから、もう……。 (どうにもならない、どうせ。) 愛してるとは言えないけれど、お前がいないと駄目なんだ。 そばにいて。 よりそって。 あたしをだいて。 それだけでいい。 いかないで。 おねがいだから。 いかないで。 (夢は終わった。) 
3.
よく晴れたミサイルの降る夜、 君はギタァを鳴らして首を傾げたのさ。 「ポップはいつのまに死んだ?」 ここはモルコが殺したすべてのポップが眠る墓場さ。 祈りをささげよう。 キョンキョンが僕らを襲うだろう。 君は光を失うだろう。 君が見た夢は花火のように弾けて消えるのさ!! 「輪郭を失くした。 境界を失くした。 もう私も君も分かんないんだ。」 なら僕がポップを鳴らそう。 君に光をくれてやる! そこに出来た影を食べて、僕はもっとポップになるから。  すべてのくだらないパンクロッカーを殺せ。 そこに残るのは僕らの夢だ。 もう誰かの歌で心を締め付けられないで。 ただ、純粋に、音楽を好きでいて。 キョンキョンが僕らを襲うだろう。 君は悲しみに溺れるだろう。 「泣いたって涙は海に溶ける。 誰か私の泣き声に気づいて!!」 なら僕がポップを鳴らそう。 君を宇宙に連れてってやる! 月の石でキャッチボールしたら、次は、ポップを鳴らそう。 へだてないで、へだてないで。 そんな目をして泣かないで。 ほら、そこに待っているのは希望だ。 決して消せない灯りだ。 溢れ出る君の笑み、笑いだ!!! それでも絶望を信じるのかい? なら僕がポップを鳴らそう。 君に光をくれてやる! そこに出来た影を食べて、僕はもっとポップになるから。  さあ、歌おうぜ。 あのトマホークを撃ち落とせ。 すべての憂鬱崇拝者を皆殺しにせよ。 この世を希望のファシズムで呑み込むのだ。 だだだ!!!
4.
曖昧な欲望と蒙昧な衝動で、酷く欲しがった全てを失った。 感傷を愛しすぎて、全てを褪せたセピアに染めた。 その果てに手にしたものは何だ? あまりにつめたくてやさしいそれは、 「もう二度と悲しみを喜ばないで。」 そう言って静かに微笑んだ。 確かに息絶えたがった僕らがあって、その先に生きる今日だから。 失くしたすべてと手にしたすべてのために、もう少しだけ歌っていようと思うんだ。 「もう、錆びつくより燃え尽きる方がいい。泣いて媚びるのはもう飽きた。つまらない人生とはもうさよならだ。」と叫んだ夜も、ただ、いつか来る今日のためにあった。 ならば、この声でさえもまた、いつか来る”今日”のためにあるとして これから失くし、手にするすべてのために、もう少しだけ歌っていようと思うんだ。 たとえば僕がこのCメロを歌う間にも、108の銃弾があいつを撃ち抜いた。 4人がアスファルトにキスをして、13の赤子が飢え死んだとして、 それでも、ただ、見上げた青は、空だ。 愛の示す上の方へ行こう。 灰の抱く僕のままで行こう、行こう……。 光あれ、灰の抱く闇へ。 咲いた花よ、枯れることなかれ。 どうか、後悔も全て掲げ歩むように、今日は泣かないで欲しい。 どうか、どうか……! 愛の示す上の方へ、灰の抱く僕のままで。 ひとり泣いた夜よ、どうか、この胸にいて。 僕らどうせ脳味噌で生きちゃうんだから、何も考えないくらいがちょうどいいんだよ。 全部が後の祭りなら、後夜祭を開こう! 君と僕で踊ろう、ふらふらのステップで。 愛の示す上の方へ、灰の抱く僕のままで。
5.
壁に張ったポスターが剥がれて寝る場所がなくなった! 寝汗は人の五倍くらいかくので、 悪いもんは全部出てく……ってこたぁ、ない。 上へ、上へ、んで、下へ。 だいたいがもう、涅槃に足湯状態なわけだ。 「ちょっと綺麗なゴミ捨て場」出身なので、あんまり綺麗にしないでね。 そう、飲んだ後の缶をゆすがないで捨てるくらいでちょうど。 気味が悪いスキーマを抱いて生きてるぜ。 それを歌にすんだ、ヘイヘイヘイ。 愛を騙った中学生並みの恋心で君とファック! ……の妄想。 読み散らかした本の中で抱き合う男女に憧れて こじらせた日々を恨んだところでどうにもならないね。 ハイエンドなハイエナになりたいねって言って、まあ無理か……。 気味が悪いスキーマを抱いて生きてるぜ。 それを歌にすんだ、ヘイヘイヘイ。 愛を騙った中学生並みの恋心で君とファック! ……の妄想。 隣にもぐりこんだ君の髪を撫でて、幸せを噛み締める。 ……の妄想、だ! どうせ届きゃしないのは分かってんだけど、もう、愛を騙っても、いい!! 神は死んだ。 ロックも死んだ。 愛はどうだ? 死ぬはずないじゃん! 君が悪い!! スキーマを抱いて生きてるぜ! それを歌にすんだ、ヘイヘイヘイ! 愛を騙った中学生並みの恋心で君とファック! ……の妄想でもう死んじゃいそう!!そう!! そんな情けない朝が意外と好きなのだ!! いつか叶うとも思えない夢に緩む頬も、まあそれなりに幸せだからね!!! I got you matter mow, so!!!!!!!×2
6.
孤独症なのな……。 僕もだって。余裕ねえんだ。 構ってやれなくてごめんな。 (僕はお前を救えないし、お前も僕を救えないし。) 抱き締めてあげられたらいいんだけど。 届きやしねえし、 どうしようもねえし、 ほんと、ごめんな……。 君はつまり、泣いてるんだ。 それはきっと最悪なやり方だと思う。 だけど、もしかするとそれが全てで、他には何もないのかも知れない。 分かってることも、分かってる。 マヨネーズがトッピングされたバナナ・フリッター 私たちはそれを食べなくちゃならない。 (ゴルゴダの丘/マーク・チャップマンの拳銃/シアトルでレミントンモデル11の二十口径) 諦観症はやめなよ。 僕もやめるから。進めやしないぜ。 大丈夫って言ってやれればいいんだけれど。 そうもいかねえんだよな。 ねえ、もう、むり……。 分かってるさ。 だけど、それでも生きていくしかないんだって。 泣かせるのはこんなに簡単なのに、泣くのはどうしてこう……。(え、そうでもない?)
7.
「誰もを愛すると言うことは、誰も愛さないと言うことだ。」 ならどうしろって言うんだ。 愛するものを選べるほど僕は器用じゃないのに。 僕がヤモリだったらこの痛み全部しっぽに詰め込んで切り捨てるのにね。 君の声はもう聴こえないなぁ。 すぐそばで泣いてるはずなのに……。 いつか君の姿さえも? ディスレクシアの夜、愛の衣にくるまって、愛を失くした。 やがて命滞にうずくまるふたりは、もう歩けやしない。 それでも……。 抱き合って隙間を失くすように君の熱い舌に這わせても、君の描くその一厘さえも分からないんだ。 ディスレクシアの夜、愛の衣にくるまって、愛を失くした。 やがて悔誓に怯えるふたりは、震えが止まらない。 それでも……。 悪い夢のなか足掻いた二人はもう溺れてしまった。 ディスレクシアの夜、愛の衣にくるまって、愛を失くした。 やがて命滞にうずくまるふたりは、もう歩けやしない。 それでも、夢を見ている。 淡い夢を見ている。
8.
日曜日の朝は起きられない。 目覚まし時計なんて役立たず。 気がつきゃいつも12時過ぎてる。 そんな生活が愛おしい。 寝惚けマナコの君の横顔を見てると幸せな気分になる。 こんな最高な日々は初めてなんだぜ。 分かってんだろ。いま、これが、幸せって奴なんだ。 (世界はこんなにも輝いている。) つまらねえことで喧嘩して。 一日口利かなくなったりして。 でもやっぱ耐えきれなくなっちゃって。 謝る日々が愛おしい。 うっとうしい雨だって、君と二人部屋の中で 抱き合っていれば関係ないのさ。 世界に二人だけしかいない気分だ。 羨ましいだろ? (世界はこんなにも輝いている。) 屋上からダイブしてえよな日だってあったけれど もう今は世界が輝いてんだ、ほら。 スターリン、スターリン。 行こうぜ、あの光の方へ。方へ。 生きてるように死んでた日々にはバイバイしちゃって、さあ行こう。 君と二人で踏み出す先は光り輝く世界。 あの日聞いたロックンロールで、君は知ったんだぜ。 生きることの意味を。 そしてそんな君を見たことで、僕は知ったんだぜ。 生きることの意味を。 ふたりでいこうぜ……!

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released May 18, 2017

all song written by sawadarling & radiorist

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American Last Night Osaka Prefecture, Japan

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